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30代中年男がダイエットに挑んでいる様子の報告
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1kmまで10kmまで20kmまではこちらをご覧ください。

20kmを過ぎると、すぐに給水です。

給水を取ろうとすると、前のランナーが減速して紙コップを取り、
その場で止まって飲みだしました。

紙コップ取ろうとして、テーブル前まで来ていたので、
前のランナーにぶつかりながらもそのランナーの前に出ようとすると、
止まった前のランナーの前に、別のランナーが入り、急に減速。

この2人の前へぐるっと外側に膨らみながら入り、
紙コップを取りました。

飲み終えると、稲積橋のアンダーパスをくぐって、
21km地点へ来ました。
   1時間46分08秒(9分38秒/2km)

そして、すぐに中間点に来て、置き時計を見ると1時間46分の表示。
単純に倍にすると、3時間30分をこえるじゃありませんか。

今、冷静に考えると、21km地点で1時間46分を越えているので、
中間点で何をいまさらですが、LAPタイムを見ていたので気づいていませんでした。

また、スタートロス3分の計算ができていませんでした。
スタートロスを考えると、4秒越えるだけでした。
しかも、1.2kmまではkm6分のペースだったことを
考えると、全然大丈夫なのですが・・・。

ですが、その置き時計を見てから、葛藤が続きます。

ペースを上げるべきか、このまま行くべきか、それが問題だ。

葛藤のまま、新しい橋を造っている関係で小高い丘を登って下ると、
22km地点に到達しました。
   1時間51分01秒(4分53秒/km)

22km過ぎてもまだ、葛藤の最中です。
葛藤一時休止して、給水です。

飲んだスポーツドリンクが冷えていなくて、まずい。
1口で、これは飲めないので、道路脇に捨てると、
他の選手にぶつかってしまいました。
(申し訳ありません。冷静じゃなかったみたいです。)

スポーツドリンクは諦めて水を飲みました。
1度まずい経験した分、とても冷えてておいしかったです。

ペースは保留のまま走っていると、
ほぼ反射的に応援者の方に寄ります。
寄りながらプラカードに「塩アメあります。」を読み取りました。
ありがたく、2個いただきました。
(そういえば、ちゃんとお礼言ったかな?)

いただいた塩アメを食べながら(なめながらではなく、食べながら)
走っていると、応援者から「何か食べてるな」の声。

石狩手稲線の交差点手前が23km地点です。
   1時間55分33秒(4分32秒)

23km地点は下見したときに見た表示の場所と違っていました。
下見で、見つけてから、地図で調べると、
22km地点と700mしかなくて、おかしい?と思っていました。

石狩手稲線の交差点手前を過ぎると、右手のバスターミナルには、
DNF選手回収用のバスが止まっていました。

そして、左手に私の出身校の札幌手稲高校のOBによる
吹奏の応援がありました。

本来なら、現役高校生が演奏するのですが、
あいにく試験前のため部活動禁止期間のため、
後輩の代役をしてくれた先輩方です。

母校と、代役と行くこともあり、
演奏に手を上げて応えました。

テーションが上がり、迷いが吹っ切れました。
ペースを上げよう。

ここからペースを上げました。

ペースを上げ始めると、24km地点に到達。
   2時間00分08秒(4分35秒)

ここまでも、かなりの選手を抜いてきましたが、
ここからさらに選手を抜いているのがわかりました。

前田森林公園を過ぎて、さらに行くと25km地点です。
給水を終えると、折り返し地点です。

横にランナーがいなかったので、
回る前に一旦外に膨らんでから内側に切り込んで回ります。
なんちゃってドリフトです。
なんちゃってドリフトの甲斐があったのか、
前にいたランナーたちは回り終えると外側にふくらんでいますが、
私は、内側の中央分離帯沿いを走っていて、
すいているので、ごそっとランナー抜いていきます。

折り返し地点を過ぎると、すぐ26km地点でした。
   2時間09分43秒(9分35秒)

ここで、目の不自由な選手と伴走選手を追い抜きました。
抜いたあとに、伴走者に「盲人(目の不自由な選手)が通ります。」と、
声をかけられましたが、私のほうが速いので、通りませんでした。

今まで北西に進んでいて太陽を背にしていましたが、
折り返すえと、南西に進み太陽が正面にあります。

そこで、帽子の向きを変えて、つばを正面にくるように変えました。

そうこうしていると、トイレに行きたくなりました。
小なら我慢しますとうか汗として水分を排出しますが、
大のほうなので、我慢できません。
そういえば、スタート前にもしたくなったのを我慢していたのでした。

トイレは、手稲高校の横のバスターミナルまでないかな?
と考えながら走っていると、27km地点に到達です。
   2時間14分37秒(4分54秒)

北海道マラソンの下見で前田森林公園の中の入り口付近で
給水したときに、その先にトイレがあったのを思い出しました。

バスターミナルまで持ちそうもないので、
前田森林公園でトイレにピットインすることにしました。

前田森林公園の入り口が見えると、左手によって
応援者の切れ目から歩道に乗り上げ、
公園に入ろうとすると、仮説トイレが2つあるのに気づきました。

なぜか遠いほうの仮説トイレに入ると、
トイレットペーパ-があり、ホっとしました。

用を足していると、隣にも入るのがわかりました。
しかも、隣の方が先に出て行きます。

すぐ、トイレットペットでお尻を拭き、
流して、トイレをあとにします。

1から2分ロスしてしまいました。
レースに戻ると、折り返し地点前後に抜いた選手が前を走っているので、
抜き返しにかかります。

ただ、トイレに入ってロスしたあせり、トイレになって軽くなったことで、
速いペースになりがちですが、意外と冷静に走ることができました。

手稲高校のグラウンドが見えたあたりが、28km地点です。
   2時間21分00秒(6分23秒)

このあたりで、ランパンからトランクスがはみ出ていることに気づき、
アンダーコートの中にトランクスを押し込みながら走ります。

トランクスを直すことで時間のロスしたくないので、
トイレで直してから走ることはできませんが、
気づいたときにはちょっとはずかしかったです。
(旅の恥はかき捨て・・・普段なら恥ずかしくてできないようなことも、
旅先にいるときは、その場限りのことだと思ってしてしまうものだ)

給水を終えると、バスターミナル、手稲高校をあとにし、
石狩手稲線の交差点手前を越えて、しばらく走ると29地点です。
   2時間25分38秒(4分38秒)

また、新しい橋を造っているための小高い丘を上り、
下るときに、前にまだ選手がたくさんいるのが見えました。
千歳JAL国際マラソンとは選手の数、質が大きく違うことを感じました。

坂を下り終えると、30km地点です。
                         北海道マラソン実況中継・・・その5



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